和のハーブ

ギンコ

イチョウの葉のことです。 イチョウは、約2億5000万年から地球に生息し、気候や環境の変化に耐え抜いて生き残ってきました。 そのため、「生きた化石」とも言われています。 原爆のあった広島でも、焼け野原に一番に芽吹き、その生命力の強さを発揮しました。 この木の生命力には何かがある…。 そう考えたドイツの人々は、日本産のイチョウの葉を元に、研究が進め、1978年にドイツで医薬品として発売されました。 1980年代には、ハーブ医学の現場にも登場するようになり、以来ヨーロッパでは売上トップを誇っているハーブです。

桑の葉(福井県)

桑の葉はマルベリーとして流通しています。 特徴:日本では蚕の餌として有名で、蚕の繭から絹となり、この絹を織って日本の美しい着物や帯が作られます。

しょうがの葉(岡山県)

しょうがは葉ではないがジンジャーとして流通しています。 特徴:世界各国で使われているショウガの根は日本でも人気です。 そのショウガの葉と茎と緑茶をブレンドするととてもまろやかな味となり、とても珍しい、貴重なお茶です。

みかんの皮(和歌山県)

みかんの皮はオレンジピールとして流通しています。 特徴:日本では、お正月にお餅の上に飾られ、代々子孫が繁栄するようにと、縁起の良い果物です。 和歌山県が日本では生産量ナンバー1です。

Herbal leaves in Japan